CAUTION: blogに移行しました。このコンテンツは更新を停止しています。
サイト内検索:
掲示板 ヘルプ
WebDesign::es プランニング デザイン ページ制作 サーバ コンテンツ エクストラ

ラフデザイン (3/3)

イメージ作成の重要なファクター

サイトイメージを作るのには様々な要素があります。その中で、基本となるものをあげて見ましょう。

カラーコーディネイト

配色は、サイトのイメージに大きくかかわってきます。配色のバランスが良ければ、的確にサイトイメージを演出できます。この分野について勉強したいならば「カラーコーディネーター」かDTP関連のサイトや書籍を調べてください。ただし印刷とのメディアのちがい(CYMKとRGBの色彩再現能力の差)などがあるので、Webサイト専門の配色も研究するといいかもしれません。

表現色数が少ない環境でも確実に再現される色として、「ブラウザセーフカラー」が用意されています。基本的に216色程度あるようです。

※ガンマ値やディスプレイの色温度の違いも注意しましょう。

フォント

文章に適したフォントを選択することは、文章の意味を引き立て情緒に満ちた演出を行うことが出来ます。現在様々な種類のフォントが存在しており、自分で作ったフォントを作品として発表する人もいるぐらい奥の深い分野です。同じ内容を表示していても、フォントの違いで印象はかなり違ってきます。

安定したイメージを演出する場合には「明朝体」や「ゴシック体」などを用い、進んだものを表現したいときはフォントの素材集などから適したフォントを探してくるといいでしょう。フォントはたくさん持っていても損しないので、出来るだけ集めておくとデザインの際に選択肢の幅が広がり非常に楽になります。

注意点は、古いブラウザなどでは、フォントの指定が行えないものもありますし、見る側のマシンに同じフォントがあるかどうか分からない場合もあります。妥当な線として日本語環境では「明朝体」「ゴシック体」程度にとどめておいて、後のフォントは画像にして表示したほうが良いでしょう。

イラスト

イラストの用途は多岐にわたるため、種別の解説にとどめておきましょう。大きく分けると「2Dイラスト」と「3Dイラスト」に分けられます。

「2Dイラスト」は言わずと知れた一般的なもので、紙に絵を書く要領でどちらかというと平面的な表現に適しています。絵画やマンガなどが良くこの手法で描かれ、コンセプトにあっていて質の高いイラストは訪問者に好印象を与えるでしょう。

「3Dイラスト」はコンピューターの登場により発展した分野で、建築やエンターテイメントなどの業種で良く使われています。3次元のデータを元に、コンピューターに計算された形として再現されます。そのため立体的な表現が可能で、アニメーションなども簡単に制作することが出来ます。開発にはコンピューターが不可欠で、ソフトウェアによっては多大な出費を伴うことがあります。

写真

写真は、使う場面によっては他の要素よりもはるかに説得力を持ちます。雑誌の表紙にかわいい女の子が写っているだけで、雑誌の売上が左右されるほどです。撮影技術や機材については専門の雑誌かサイトを訪れるといいでしょう。もっと簡単に利用したい場合は、デジカメや素材集のデータを使うと便利です。

写真を使った応用として「フォトレッタチ」と「コラージュ」があります。「フォトレッタチ」はソフトウェアを使って画像に加工や修正をするもので、製作者の意図に合わなせて画像を加工します。聞いた話ですが最近の写真集やCM・グラビアなどはほとんど修正だらけのようですね。「コラージュ」は、さらに様々な映像を加工して一つのイメージとして再構成させることを指します。音楽にたとえれば、DJがいろんな音をサンプリングしてリミックスするのと同じだと考えれば分かりやすいと思います。

サウンド

映画にテーマ曲があるように、Webサイトにも演出として音楽を取り入れてみることを選択肢に入れておいたほうがいいでしょう。ビジネス以外のジャンルでは無音のサイトはこれからドンドン減って行く傾向にあると予想されるので、すこし音楽をかじってみるのも良いと思います。音楽が苦手な方でも、素材集から適当に選んだものを載せるだけでサイトの印象はずいぶんと違ってくるものです。ぜひ、試してください。

その他の素材

インターネットは新しいメディアの実験場でもあります。国会中継もインターネットで傍聴できるようになった今(注、1999年当時)、映像をWebサイトで公開することも不可能ではなくなってきています。これからも様々なメディアが次のスタンダードを目指して誕生していくことでしょう。最新情報は常にチェックしておくが「生きた」Webサイトを作る秘訣の一つです。

AK@管理人 2004/6/7 メール URL

共有メモ

関連文書&リンク

関連一覧

AtelierKanae 2011