デザインが出来たら、次はテストです。このテストを通らなければ、そのデザインは「ボツ」という事になります。まず自分で、訪問者としてそのデザインをチェックし、おかしいところがないか見てください。デザインが出来てすぐではなかなか見つからないと思いますので、一日寝かせてからもう一度チェックすることをお勧めします。
それから出来るだけたくさんの人たちに見せて感想や意見をもらいましょう。時には厳しい意見が出るかもしれませんが、それが一番良いクスリとなることが多いので、プライドはとりあえずしまっておいて、素直に受け取りましょう。
「ボツ」に、なってしまった場合。「なぜボツだったのか?」という理由を箇条書きにしてボツ原稿と共に取っておき、後の資産として役立てましょう。めげずにもう一度、前に戻ってがんばってください。
晴れて採用されたらデザインはひとまず終了です。これからHTMLのデータにしてきますが、これはデザインの仕事ではありません。ここからは「制作」という作業に入ります。DTPの世界でもデザイナーと実際に版組みを行う人(オペレーター)は違うように、Webサイトでも厳密に言えば別の仕事となります。(服でいえばデザイナーとパターナー)どんどん分業化が進んでいるので、これからはクリエイターとして一人で何でも出来る必要があった時代は終わるかもしれませんね。