同じWebサイトが見つかった場合、そのサイトがどのような手段を用いてどの程度目標を達成しているかを調査します。
アクセスカウンターなどがあれば、人気の度合いが良く分かると思います。使用している技術のレベルとデザインセンスもきちんとチェックしておきましょう。もし、掲示板やチャットがあれば、内容をチェックしてください、大体どのような人たちにニーズがあるかが把握できます。
個人的なWebサイトを制作する場合なら、そのサイトの管理者と友達になってしまうという手もあります。そうすることで、情報が入りやすくなり、リスクとコストを押さえることができます。
もし、同じようなサイトが無かった場合、「一番乗りだっ!」と騒ぐ前に、「どうして同じようなサイトが無いのか?」という所をチェックしてください。もしかすると、WEBサイトとして目標を実現するには困難な目的・目標であった可能性もあるからです。過去に同じ目的のサイトが存在し、すでに壊滅していることもあります。時間があれば、似たようなサイトがあるかを広範囲に調べてみてください。そこにヒントが落ちていることもあります。
どの資料も最低3つ以上のデータから、傾向を探ります。状況ごとに分類してみる方法と、カテゴリーごとに分類する方法がありますが、時間があれば両方とも行ってください。
そこから目的の達成のために必要な条件を分析し、もっとも必要な条件から箇条書きにして、一覧を作ってみてください。こうすることで偏って情報を捉えることなく全体から客観的に把握することができます。