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戦略の決定(2/3)

各カテゴリーごとに戦略を決めていきましょう。

技術的戦略

インターネットで利用されている技術は、日々進化しています。最新のテクノロジーを用いたWEBサイトを制作すれば、流行に敏感なユーザーが訪れて、インターネット上でもかなりの評価を得るでしょう。もちろんこれはデファクトスタンダードにならないリスクもあわせ持っているので、瞬間的な反応しかえられない場合も考えておく必要があります。

逆に標準化された域を出ないレベルで制作すれば、安定感を出し幅広くユーザーが訪れますが、新鮮さに欠ける点もあります。このように技術的戦略とは、エンジニリアリングの視点から戦略を立てるものです。

目的と目標にそった選択肢を、先ほどの要領でやってみてください。場合によっては、技術を使わなくても良いのです。

デザイン戦略

現在のWebサイト制作は、大企業か研究所で無い限りデザイン優先で行われています。HTMLの特性上、印刷物の延長線と捉えている人が多いことが原因ですが、簡単にできるという点でもこのような結果になったと思われます。こちらも技術的な事柄と同様に先進的なデザインと古典的なデザインがあり、目的に応じて使い分けることが必要です。

繰り返すようですが、こちらもオリジナリティが絶対必要というわけではありません。目的と目標を実現するためには、テキストだけのページや素材集から取ってきただけのデータでも事足りる場合もあるのです。

Webサイトとしての戦略

世界中にひとつだけ自分の作るジャンルのサイトがあるわけではありません。技術的にもデザイン的にも目的と目標を達成していても、同じようなサイトが1000もあれば、その存在はかすんで消えてしまいます。その中で光り輝くためには、何か特徴を出さなければならないのです。

最近、不況に対応するために大企業が良く行っているがリストラですが、Webサイトもリストラを行うという手段もあります。まず得意な分野だけに突出して、後の分野は切り捨てるか誰かに渡してしまうことで、特徴をはっきりと打ち出せば、最低限その分野にユーザーが集中するため安定して維持ができるのです。資金と人材に余裕があれば、総合商社のように全てのコンテンツに手を出すという手もあるかもしれません。

最近は、「1位と2位」ぐらいしか生き残れない状況です。このように偏る状況は、今後インターネットでも顕著に表れると予想されます。ひとたび人気サイトになったからといって油断してはいけません。そのために、サイトとしての戦略もしっかり立てる必要があるのです。

AK@管理人 2004/6/6 メール URL

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