最後の章は今までの確認作業です。特に問題が無ければすぐ終わるはずです。さらっと済ませてしまいましょう。
この章での準備は、リフォームするサイトにいきなり手を加え始める前に、サイトやサイトを必要とした動機など全体を冷静に見渡していただくために必要でした。
コンテンツを提供するのがサイトの役目です。デザインの変更に目が行きがちですが、コンテンツ本体がしっかりしていなければ意味を持ちません。そのために2章目に入れました。
コンテンツの質を高い状態に保ち、その上でリフォームを行えば効果はさらに増します。「きれいだけど料理が不味い店」になってはおしまいです。
デザインでは、チェックを利用してデザインが形になる「流れ」を理解していただけるように配慮しました。
実際のデザインでもチェックの繰り返しです。さまざまなアイデアを試しつつ、「コンセプト」という源流を途切れさせないようにページという形に持って行きましょう。
この章は、基本的なことを身につけていれば読む必要はほとんどありません。
しばらくはHTMLでのWebサイト構築がメインになるでしょうから、基本的なことはしっかり理解し使えるようになっておきましょう。
自己診断を元にリフォーム設計シートに設計を書き込みましたね。まだ未記入の項目があります。何度も言いますが、サイトに関する情報を一つにまとめておく事はとても重要です。サイトの仕上げと今後の更新のためにまだ未記入の場所に書き込んでまとめてみましょう。
1章の「準備はOK?」で書き込みましたね。まだの方は戻って見直しましょう。
3章の「デザインチェック」でチェックした項目を書き込みましょう。デザインの確認と確定のために、トップページとよく使うテンプレートのレイアウトも書き出しておきましょう。
4章の「タグはどうなってる?」で身につけたテクニックを参考にしつつ、リフォームに利用した(もしくは利用する予定の)要素(技術や規格)等を書き出しておきましょう。これは後の更新に役立ちます。
公開の際にどのような告知をしたかを記録しておきましょう。今後の運営計画も書き込んでください。
この項目はリフォームが終わってから書き込みましょう。リフォームの作業で出てきた問題、完成後に出た問題など、今後解決しなければならない項目をリストアップしておきましょう。
シートが完成した時点でリフォームは終了です。自己診断シートと見比べてみるとかなり変更したことが分かるはずです。このシートは次のリフォームの時に使いましょう。